横浜バロック室内合奏団
1991年ヴァイオリニスト小笠原伸子(元神奈川フィルコンサートマスター)を中心に横浜で活躍する弦楽器奏者たちによって、結成された。横浜みなとみらいホールでの年4回の定期演奏会をはじめ、小さなサロンでの身近なコンサートを年90回以上開いている。
地域の文化に貢献した活動が認められ、2006年には「ヨコハマ遊大賞」を、2009年には「横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞した。合唱団との共演の機会も多い。現在までに7つのCD(ライヴ録音)をリリース。2007年よりFMブルー湘南の番組[バロック音楽の楽しみ]の制作に協力し、毎週土曜日11:15~11:30メンバーのお話とライヴ録音が放送されている。
高野成之 フルート
桐朋学園大学音楽部演奏学科卒業、同校研究科修了。
第3回日本フルートコンヴェンションコンクール第2位、第61回日本音楽コンクール第3位入賞。1995年、メキシコ各地のオー ケストラに招かれ、尾高尚忠作曲のフルート協奏曲を演奏し絶賛を博す。
現在「東京交響楽団」フルート奏者のほか、「横浜バロック室内合奏団」、「マーフィー木管五重奏団」のメンバーとしても活躍中。 桐朋学園大学、東海大学フルート科非常勤講師,コリーマ州立大学(メキシコ)客員教授。
小笠原伸子 ヴァイオリン
東京芸術大学付属高校、同大学卒業、同大学院修了
イタリアにてS・アッカルドに師事。
1999年よりイタリア各地の音楽祭に出演1979~87神奈川フィル に在籍し、コンサートマスターを歴任。
1981~横浜弦楽四重奏団第1Vn奏者1991年より横浜バロック室内合奏団コンサートマスター,プロデューサーとして横浜を中心に活動する。
富士ドクタービレッジ 「夕日の郷」 在住
坂井みどり ヴァイオリン
桐朋女子高校を経て桐朋学園大学卒業。 台湾ナショナルオーケストラにてアシスタントコンサートマスター及び第2ヴァイオリン 首席奏者を1級演奏員として10年に渡りつとめる。またソリストとしてバッハの協奏曲を 共演。ムジカ・ダフネ弦楽四重奏団で台北国際音楽祭参加。 帰国後東京交響楽団に入団、第2ヴァイオリン首席奏者。
村中俊之 チェロ
2001年東京芸術大学付属高等学校、2005年同大学卒業。2005~6年イタリアにて研鑽を積む。2006~9年「のだめカンタービレ」のドラマに出演、レコ―ディング、映画に参加。又、作曲家として2010年NHK大河ドラマ龍馬伝「龍馬伝紀行」テーマ曲のアレンジを担当。2000年より横浜バロック室内合奏団首席チェロ奏者として活躍。チェロ協奏曲がCD化される。自身のソロアルバム「SoloS」をリリース。溝口肇、葉加瀬太郎、加古隆、グラミー賞アーチストPablo Ziegler等と共演する。作曲家、チェリストとして圧倒的なテクニックとセンスで、クラッシックからオリジナル、ジャズとのセッションまで幅広く活動する。